弊社では現在、最新新聞輪転機への更新工事を行っています。
今回取り壊される輪転機は32ページ、12個面カラーに対応しており、日刊紙・渉外紙何でも印刷できる優秀な輪転機でした。
私もこの輪転機を担当した事がありますが、今まで何部の新聞を世の中に出してきたのか見当もつきません。本当にお疲れ様でした。
さて、1988年~1998年に導入した輪転機から、最新の輪転機が稼働するまでを本日から紹介していきたいと思います。
気になる方は、是非チェックしてください。
輪転機の解体
他の印刷工場では、輪転場が地上にあるため、メーカーである程度輪転機を組み付けて搬入しています。
対して弊社の新聞輪転場は地下1階にあるため、解体や搬入の際は非常に大変な作業になります。
上の写真は1階部分から地下2階部分までを撮影しています。
地下2階は給紙フロアです。
こちらの写真は、給紙フロアと輪転場の境目に床が据え付けられ、給紙部が見えなくなりました。
しっかりと平行を出しながら、頑丈な土台が必要になります。
メーカーさんのご苦労を感じます。
輪転機の組み立て
バラバラに搬入された部品の組付けが始まりました。
こちらの写真では、まだ作業者の身長に満たない高さで作業していますが、
輪転機が完成すると10メートル近い高さになります。
高所恐怖症の方には、少々厳しい高さかもしれません。
今後も、新輪転機が稼働するまでを追っていきたいと思います。
また弊社HPでは、『WEB工場見学』と題して、新聞制作の動画も用意してありますので是非ご覧ください。