ヤッホーブルーイングを訪問してきました!
みなさん、「よなよなエール」をご存知でしょうか?
「よなよなエール」は、長野県佐久市に醸造所を構えるクラフトビールメーカー、ヤッホーブルーイング社の看板商品です。
昨年にはTV番組「ガイアの夜明け」にも取り上げられるなど、大きな注目を集めるヤッホーブルーイング社。
東日印刷WEB推進チームは出来立てビールの試飲のヤッホーブルーイング社の秘密を探るために、醸造所を訪問してきました。本連載ではそのリポートをお届けします。
ヤッホーブルーイングってどんな会社??
ここで、ヤッホーブルーイングをご存知でない方のために簡単にご紹介します。
ヤッホーブルーイングは長野県にあるクラフトビールメーカーです。クラフトビールの名のとおり、職人のこだわりが詰まったビールを作っています。大手ビールメーカー4社はもちろんのこと、多数のライバルがいる中で、さらには国民のビール消費量が落ち込んでいるという実態の中で、
- 10年連続の増収増益
- 楽天のショップオブザイヤー10年連続受賞
といった、誰もが羨むほどの実績を挙げています。
また、ガイアの夜明けへの出演が表すように、ヤッホーブルーイングは危機からの脱出に成功した企業でもあります。詳しくは後述しますが、一時は真剣に廃業を検討するような状況だったそうです。
そんな状況からどの様にして復活し成長してきたのか?その数々の施策や思想が経営者層、マネジメント職、広報職を中心に大きな注目を集めています。
前置きはこれくらいにして・・・
ヤッホーブルーイングに到着!
東京駅から電車に揺られ、佐久平駅に到着しました。
さらにここから車に揺られること15分。ヤッホーブルーイング社に到着しました!
大きなタンクが遠目にも非常に目立っており、初の訪問でもすぐに発見することができました。
扉を開けてまず目に飛び込んでくるのが、このビアカウンター。
思わず「飲めちゃうんですか?!」と声に出してしまいました。
夏場に開催される見学ツアーでは、こちらでファンの方々に出来立てのエールビールを振る舞うのだそうです。
醸造所内へ!
というわけで、早速案内していただきました。
案内してくださるのは醸造所案内コンテスト1位の「ピーピー」さん。
ビールの製造についてわかりやすく解説してくれます。
例えばビールの香り付けに使用される「ホップ」のこと。
手にとってみると、確かにビールの香りがします!
ホップも品種によって香りが異なり、この「カスケード」という品種はヤッホーブルーイングが惚れ込み、日本で初めて使用したそうで、華やかな香りが非常に印象的です。
その他にもビールの原材料のモルトのことや
ビール作りの工程についてなど、非常にわかりやすく教えていただきました。
続いて、醸造所内部へ。
実際の施設を見ながら、先ほどの内容を改めて説明してくださいます。
その中でも一番驚いたのは写真にある小さめのタンクです。
何をするところかというと、社員の皆さんが好きなビールを作るためのタンクなのだそうです。醸造を担当するメンバーは「よなよな」、ここで新たなビールの可能性を探っているのでしょう。
新製品の研究はどんな業界であれ大事だと思いますが、こういった環境を用意するのは「当たり前」ではないはずです。
このあたりに、ヤッホーブルーイングの躍進の秘密がありそうですね。
といったところで、次回以降はヤッホーブルーイングにどんな過去があり、何が起きて、今の状態になっていったのか?をご紹介していきたいと思います。
ご期待ください。