新型コロナウイルスで外出制限を強いられていた時、皆さんは食事をどの様に工夫していましたか?
今回、私の住んでいる地域での飲食店の取り組みを紹介します。
コロナウイルスが収束しつつある中ではありますが、是非、皆さんも食から地域を盛り上げてみてはいかがでしょうか。
松戸の“美味しい”を持ち帰ろう『マツドテイクアウト』
マツドテイクアウトは、千葉県松戸市の飲食店を応援するために立ち上げられたプロジェクトです。
テイクアウトサービスを利用して松戸市内の飲食店を応援しようを合言葉に、地域活性化や飲食店支援を目的としています。
Facebook内の「#マツドテイクアウト」でも、お客様やお店の方から毎日リアルタイムな情報が投稿されており、見ているだけでも楽しくなります。
Withコロナ時代「人が集まる店舗での飲食は抵抗がある」「持ち帰って家でゆっくり食べたい」など、国民の考え方は大きく変わってきています。
今後も大いに活用できるのではないでしょうか。
『まつタク出前便』とは何?
飲食店同様、新型コロナウイルスの影響を受けている業界がタクシー会社です。
リモートワークにより自宅にいる時間が増えたことや、歓送迎会などイベントシーズンの売上げも無くなってしまったようです。
また在宅勤務が増えたことにより、今まであった出張や会議のための移動がリモートで解決することがわかり、すぐに元の稼働率に戻ることも難しいと予想できます。
その渦中、市内の飲食店と協力しテイクアウト業務が始まりました。タクシー会社のデリバリーサービスです。(2020年9月30日まで)
希望配達時間の2時間前までに飲食店へ電話注文し、提携タクシー会社が配達する仕組みとなっています。
一般社団法人松戸市観光協会から引用:https://www.matsudo-kankou.jp/matsutax/
一人でお住いの高齢者の方や、共働きでお店に取りに行く暇もない。
そんな方々の悩みを解決し、飲食店やタクシー会社の稼働率も上がるなど、Win-Winな状況であることは間違いありません。
今後、この様な“協業”という形も増えてくるではないでしょうか。
各地域の取り組み
これらの試みは松戸市だけに限らず、あなたが住んでいる地域でも既に取り組まれているかもしれません。
少し探してみました。
【大宮味めぐり】大宮南銀座商店会のフードデリバリーサービス https://omiya-nangin.com/takuhai/
【相模原エール飯】神奈川県相模原市 https://sagamihara.shop/
【きたこれ】埼玉県北本市 http://www.city.kitamoto.saitama.jp/kanko/oshirase/1586831343190.html
【TAKE OUTふなばし】千葉県船橋市 https://takeout-dish.com/funabashi/
【DERITAKA】群馬県高崎市 https://save-our-takasaki.life/
この様にピックアップした以外にも、各自治体で取り組んでいるプロジェクトがまだまだ数多くあります。
皆さんも、お出かけの際には、テイクアウトをご利用になってはいかがでしょうか。
まとめ
新型コロナウイルスが終息するとは考えられず、他の感染症と同様に“共存”して時代になると考えられます。
その状況で、今まで述べてきた飲食業のテイクアウトは、今後も必要不可欠なサービスの一つとして位置付けられていくことでしょう。
つまり、飲食業に携わる方々に寄与する意味でも、私たちがそのサービスを更に利用していかなければなりません。
地域の活性化、そして経済の活性化、皆さんの食べる力から盛り上げていけるかもしれません。