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SNS広告の特徴と媒体を選ぶうえでのポイント

皆さんはSNSを利用していますか?

使われている方はご存知だと思いますが、SNSにもディスプレイ広告のような広告があります。

今ではウェブ広告の中でも大きな柱になっている企業のSNSプロモーションやSNS広告ですが、実はとても運用が難しい広告となります。というのも、SNSごとに特性が違っていったり、抱えているユーザーが違っていたり、わかりにくいことも多いから。

また、ユーザーとの親和性を重視した広告を作らなければ効果が見込めないため、「自社製品がSNSユーザーに適したものなのか」という相談を受けることもあります。このような理由から広告の出稿をためらっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は日本でもメジャーになっているSNSの特徴や、広告を出す媒体を選ぶうえでのポイントを紹介します。

SNS広告とは

SNS広告とは、Twitter、FacebookなどのSNSを利用して、自社商品やサービスの広告を行うことを指します。使っている方であれば知っていると思うのですが、SNSのタイムライン上に<広告>と書かれたディスプレイ広告や動画広告を表示するものです。

 

SNS広告の課金形態

SNS広告の課金形態は主に「インプレッション型課金」と「クリック型課金」に分かれています。ほかにもありますが、今回は主流になっている2つの課金形態を紹介します。

クリック型課金

クリック型課金とは、表示された広告がクリックされたときに課金が発生する仕組みです。リスティング広告と同様課金形態となります。クリック型課金では、広告が何回表示されてもクリックされない限り、課金されることはありません。

インプレッション型課金

インプレッション課金とは、クリックの有無にかかわらず、広告枠内のコンテンツがすべて表示されたときに課金される方式です。動画広告などは、クリック型課金ではなく、インプレッション型課金が適用されている場合が多いです。

 

それぞれのSNSと広告の特徴

Facebook広告

Facebookの最大の特徴は実名登録が必要なことです。また、名前だけでなく、住所や年齢、職業なども設定されているため、より効果的なユーザー層に対して広告配信が行えます。

ユーザー層としては30代から50代くらいが多く、若年層ではアカウントを持っていても、実際に使っていないパターンが多いと感じられます。

実名登録なので、リアルのつながりがある場合が多く、友人がシェアをしているからという理由でエンゲージメントするケースもあります。

Facebook広告では、目的に合わせた広告の出稿が可能になっています。基本的にはクリック型課金の仕組みをとっていますが、一部の出稿方法では課金形態が変わってきます。

 

インスタグラム広告

FacebookやTwitterと比較すると、新しいSNSです。インスタグラムの特徴としては写真投稿がメインのSNSなので、ビジュアルを重視してユーザーに伝えることができる点です。写真映えしそうな製品やサービスであれば、Instagram広告は効果的です。

表示形式もカルーセルやスライダー、動画広告、ストーリーズなど様々なタイプの広告を出稿することができます。

ユーザー層としては10代~40代くらいの女性が多くなっています。

 

FacebookとInstagram

FacebookとInstagramは運営母体が同じであるため、Facebookを含めたさまざまな形式で広告配信の最適化が可能になり、一つの強みとなっています。デフォルトの自動配置設定にすることで、勝手に広告を掲載してくれるのでオススメです。

逆に、一方の成果に対して、もう一方の成果が芳しくない場合などは設定を変更する必要があります。

例えば、Instagramにのみ広告を配信する場合、管理画面でInstagramのみに配信する設定にしなければなりません。

Twitter広告

Twitterの最大の特徴は拡散力です。匿名性が高いため、リアルな交友関係以外の裏アカウントや趣味用アカウントを持っているユーザーが多数います。

また、ユーザー層の幅も広く、10代~40代くらいまで、男女ともに幅広いアプローチが可能です。特に若年層はアクティブな利用者が多いためより効果的にアプローチすることが可能です。

Twitter広告はTwitterユーザーがツイート広告に対して最初に行ったクリックやリツイート、フォローなどの行動(エンゲージメント)に対して課金が発生します。そのため、ツイート広告の表示自体には料金が発生しません。

 

また、リツイートなどで拡散された広告に対するエンゲージメントや、同一ユーザーが広告に対して行った2回目以降のエンゲージメントに対しては課金が発生しません。

そのため、リツイートなどの2次拡散が多ければ多いほど、高い費用対効果を期待することができます。

LINE広告

LINE広告はLINEのトークの上部やタイムラインに表示される広告です。

LINEの最大の特徴としては、単体で使っているユーザーが一番多いことです。「FacebookやTwitterは使わないけれど、LINEは使っている」というユーザーが群を抜いて多いです。これはLINEが独自のユーザーを抱えていることを示し、上記の3つのSNSでまかないきれないユーザーに対してもアプローチができる点が優れています。

 

いかがでしょうか。

今回はSNS広告について特徴をまとめてみました。今回紹介したSNSは日本でも利用率が高いものですが、これ以外にもTikTokなど、様々なSNSがあります。

ユーザーの移ろいも早いSNSですが、SNSがきっかけで行動を起こす人も増えているのも事実です。有効活用することができれば、ビジネスの幅も広がってくるのではないでしょうか。興味がある方はぜひ挑戦してみてください。

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