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オウンドメディアとは?

オウンドメディアとは?

大山先生

大山先生

「僕にとってWebは遊びみたいなものです」が口癖。
好きな言葉は「天才とは努力を努力と思わない才能」。Webチーム制作部門 の要にして最後の砦。XYZ…(後がない)どこかで聞いたことがあるそんな言葉を呟けば、大山先生が登場し問題を綺麗に片づけてくれるためチームメイトは彼のことをスイーパー(始末屋)と呼ぶ。ハードボイルドを愛し、一見不愛想に思われがちな大山先生だが、いつも快く問題を片づけてくれることから、その心は意外にも「エンジェルハート」だとか。

 

講義を行う大山先生

 

こんにちは!
【Webメディアのタイプと仕組み】ということで、前回は専門誌型サイトについて解説しました。
さて、今回はオウンドメディアについて解説します。

「Webメディア」とは?

今回のテーマもWebメディアです。Webメディアと一口に言いますが、種類があります。例えば、キュレーションメディア、まとめサイト、ブログ、オウンドメディア、ニュースサイト。などです。これらを大きくいくつかのタイプに分けて整理してみましょう。

今主流になっているWebメディアは大きく分けると、
1、キュレーションメディア
2、CGM(コンシューマジェネレイテッドメディア)
3、専門誌型サイト
4、オウンドメディア
この四つに分けることができます。

今回も引き続き【Webメディアのタイプと仕組み】を紹介していきたいと思います。
さて、今回はオウンドメディアについて解説します。

オウンドメディアとは

前回までで紹介してきたWebメディアは、事業を通じて広告を売るのがメインの目的です。それゆえ、一般企業では少し使いにくいメディアと言えます。
しかし、今回紹介するオウンドメディアは、どんな企業でもメリットを見出せるWebメディアです。

オウンドメディアで成功している例として、まず思い浮かぶのは「サイボウズ式」です。他には「LIG」などが有名ですね。
その他にも「SINGLE HACK」や「ライフネットジャーナル」無印良品の「くらしの良品研究所」などがあります。
Cybozuはソフトウェア開発会社ですし、LIGはWeb制作会社です。ライフネットジャーナルは生命保険会社によるオウンドメディアです。
このようにオウンドメディアは業界を問わずに利用されています。

オウンドメディアの定義として、広義では自社保有のメディア全てを指します。
狭義ではマーケティングや採用に関する課題を解決するために、コーポレートサイト内や専用サイトを利用し、ブログや動画などのコンテンツを通じて、ユーザーに企業の価値を提供するメディアを指します。

主に集客の面で大きな効果を発揮しますが、採用などのシーンにも効果が上がったケースもあります。オウンドメディアの仕組み

オウンドメディアが活発になった理由

どんな会社にも「Webをうまく使って集客をしたい」というWebマーケティングへの期待があります。営業職が自分で歩いて一社ずつ回るよりも、そこにあるだけで申し込みが殺到したら、夢みたいですからね。
しかし、現実は違います。通常の企業サイトだけでは、インターネットを使った集客というのは非常に難しく、「実際は機能していない」という現状に直面します。

そうした課題に対して「企業とユーザーの接触時間や接触機会を増やすことで解決する」というのがオウンドメディアを活用する価値です。

オウンドメディアの運営

まず、記事の作成や編集は外注するか、社内のスタッフで行います。
その後、公開した記事がターゲットに読まれることによって、企業イメージの向上を図ります。役に立つ情報を載せることで、好感度が上がります。また、人や人間味を出すことで、ユーザーに身近な存在として認識されます。
そして企業のイメージや社員、そして商品の価値を高めることにより、課題を解決していくイメージです。

オウンドメディアは「直接収益に繋がる」というものはありません。
しかし、ファンを作ることにより生まれるメリットは、商品を一つ売るよりも圧倒的に大きいです。
なぜなら、モノが飽和し、技術も進歩し、機能面での明確な差別化ができない現在において、商品購入の最終意思決定は「好き嫌い」に左右されがちになっているからです。
「好き、嫌い」や「知っている、知らない」という点で差別化を図っているのです。

オウンドメディアでは、広告を使って商品を売り、収益を得るという短絡的な方法ではなく、独自の記事を作りネット上でのユーザーとの接触時間を持つことによって、「間接的なアプローチで成果に結びつけていく」という考え方になります。
もちろん、デメリットもあります。認識されるまでにかかる時間や手間も膨大ですし、成果がいつ出てくるかわからない不安もあります。
しかし、大炎上や法規制にかかるような大失態を侵さない限り、マイナス部分はないと思います。

オウンドメディアを作るうえで活用すべきもの

オウンドメディアを行うにあたり、記事や写真のクオリティーはもちろん、拡散方法としてSNSにも力を入れている企業が成功しています。
世界一美味しいケーキ屋でも、そこにケーキ屋があることを誰も知らなければ、倒産してしまうのと同じです。どんなにいい記事といい写真で優れたコンテンツを作り上げても、それを広めてくれる人がいなければ、見てもらえることはありません。もちろんSEO対策を行い、検索流入を増やすことも大切ですが検索順位において、簡単に上位表示できるほど甘い世界ではありません。
その課題を解決するのにSNSが有効です。SNSには「いいね」ボタンや「シェア」や「リツイート」という機能があり、気軽に人に紹介できるのです。

今回はここまでです。
そして今回をもってメディアの4タイプの解説は終わります。
次回はこれらのWebマーケティングの根底にある「コンテンツマーケティング」の考え方を解説します。

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