当社は、温室効果ガスCO2の削減によるカーボンニュートラルの実現と、新聞印刷工場の省エネルギー化を目的に2024年9月30日、越中島ST本社ビルの別館工場に太陽光発電設備を新設しました。
同発電設備は年間116,437kwhの発電量を見込み、別館受変電設備の一般動力盤(パッケージエアコン、電動シャッター等)に給電されます。別館工場の折半屋根に設置した太陽光パネルは240枚(モジュール出力435w×240枚=104.4 Kw)を数え、62.5Kwパワーコンディショナー1台、70Kva480V/420V絶縁トランス1台、遠隔監視システム、計測器等を備えます。
受電開始直後の10月1日の給電量は267.24Kwhで、CO2約173Kgの削減効果がありました。年間換算で約75,685KgのCO2削減効果です。
東日印刷グループは2021年4月に「環境・SDGs推進宣言」をし、「SDGsの精神に則って全社一丸となって積極的に活動し、地球との共生を目指す」ことを表明するとともに、具体的な行動や社員教育にも努めています。特に「事業活動の展開において、温室効果ガスの排出削減を目指し、地球温暖化の防止に努める」ことを重視し、2024年度から「エネルギー対策委員会」を設置して、グループ全体で省エネとCO2排出量削減の取り組みを進めています。今後も東京都の「地産地消型再エネ増強プロジェクト(都外設置)」等を活用し、さらなる太陽光発電設備の導入など、環境負荷軽減による「持続可能な社会」実現への取り組みを推進してまいります。